宏海×花子
2006/08/26(土) 04:51:12 ID:wxQZEOqm



綺麗な女の子に出会った

俺は伊舞と会う予定があったんだが、伊舞の都合がつかなくなってしまい
その日は予定のない休日となった、折角だから本屋で立ち読みでもしようと歩き始めた時、
視界にオロオロと地面にはいつくばっている人影が入った、
歳は伊舞と同じくらいだろうか、困ってそうだったので声を掛ける。
その少女は俺を見ると驚いていたようだったが、俺には見覚えがなかったから
他人のそら似だろう、少女は無口だったが何かを落としてしまったということは伝わった、
どうやら誰かへのプレゼントらしい、俺は一緒に探すことにした。
30分ほどしてようやく見付かった、少女は心の底から安堵したような表情を見せる
俺はそのまま帰ろうとしたが少女に腕を捕まれた、お礼がしたいらしい


喫茶店に入ると俺はコーヒーを頼んだ、少女は財布と睨めっ子しながら
メニューを見ていたようだったので俺がパフェを頼んで俺が出すよと告げると
少女は首を横に振った、俺は暇だったし楽しかったからそのお礼だと告げる、
少女は申し訳無さそうな表情をしてたがパフェがくると幼児のようなあどけない笑顔になった。
少女はかなり無口で俺が一人で話して少女が頷くという形で時間が過ぎていった。
会計を済まして外に出る、もうなくすんじゃないぞ、そう言い少女は照れながら笑顔で頷いた、
別れを告げ歩き出すと後ろから背中を叩かれた、振り向くとさっきの少女がいて―

チュッ

突然のことに呆然としてると少女は顔を真っ赤にして走って行った。


数日後、俺は太臓に呼ばれ太臓の家に行った。
行く途中佐渡と合流し太臓の家に向かう、着くと静さんが出迎えてくれた。
そのブローチ可愛いですね、佐渡が静さんの胸元に付いている装飾品に気付いたようだ、
話を聞くと数日前に貰った花子からのプレゼントらしい、
ん?まてよ、俺は一人の少女が頭の中に浮かんだ、
いや、あの少女は伊舞くらいの歳頃だった、
そんなことを考えていると前から花子が歩いてきた、やっぱ有り得ないな

「まさか・・・・な」




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